中国国家認証認可監督管理委員会(認監委)は6日午後、同委員会が推薦した国内食肉・鶏卵加工企業14社がこのほど、シンガポール政府の認可を取得したことを明らかにした。これにより、シンガポール政府関係機関に登録された中国の肉製品缶詰、冷凍豚肉、熱処理済み豚肉、家禽肉、鶏卵製品メーカーは計67社となった。「中国新聞網」が伝えた。
認監委関係者によると、シンガポール農食品畜産庁(AVA)は今年2月に中国での現地調査を実施した結果、認監委が推薦するイ坊楽港食品株式会社など食肉・鶏卵加工企業14社が新たにシンガポール政府の認可を取得した。
国土の狭いシンガポール国内市場は競争が激しく、輸入食品の市場参入については厳格な規制を設けている。登録を希望する企業にはHACCP計画などの申請資料の提出を求め審査を行うほか、逐一申請企業への立ち入り検査を実施、企業側の幾度にもわたる改善措置の結果合格と判断された場合のみ、登録を許可される。
認監委関係者は、今回の中国企業14社の登録審査はいずれも順調に完了しており、中国食品衛生登録企業が世界でも最も厳格といわれる国外検査を通過したことは、改めて中国食品輸出企業が先進国の掲げる衛生要求を完全に満たしていることを証明したと述べている。
「人民網日本語版」2008年5月7日 |