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中国乗用車工業の50年を振り返る
発信時間: 2008-05-09 | チャイナネット

一汽は1959年、新型「紅旗CA72」の設計に着手、43台を試作した。「紅旗」は当時、商品として販売されておらず、国家の年間計画に応じて一汽が生産を請け負っていた。同車はもともと党・国家の指導者専用だったが、後に全国各省・部クラス以上高級幹部も使用した。1958年から1981年までの23年間で生産された「紅旗」乗用車は僅か1500台あまりだった。

上海汽車装配廠もこれと同じ頃、中・高級車の開発・試作をスタート、1958年9月と1959年1月に1台ずつ、「鳳凰」ブランド試作車を開発した。1年後の1959年9月30日に新しい「鳳凰」ブランド乗用車を開発、相前後して計18台生産した。1964年に小量生産を開始、ブランドネームも「上海SH760」に変更した。

長春と上海の両地で試作が行われていた頃、北京でも開発が進んでいた。1958年春、北京第一汽車附件廠(同年、「北京汽車製造廠」に社名変更。以下、「北汽」と略)と清華大学は共同で、独フォルクス・ワーゲン製「ビートル」を模して乗用車を設計・生産した。同年6月20日に第一号試作車が完成、「井崗山」と命名され、計30台生産された。北汽は、その後相前後して「北京」および「東方紅」ブランド車を開発した。

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