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経済学者、「米成長率低下は中国に大きな影響なし」
発信時間: 2008-05-11 | チャイナネット

 今月末に世界銀行の首席経済学者になる中国の有名な経済学者林毅夫氏は11日、北京で、「アメリカ経済の成長率が低くなることは中国経済の成長に大きな影響はない」と述べた。

2008東アジア投資フォーラムがこの日北京で開かれた。林毅夫氏は席上、「中国がアメリカに輸出している製品は主に、生活の必需品であり、消費者の収入の多い少ないに関わらないものだから、アメリカ経済の成長率が低くなっても、中国製品に対するニーズには大きな影響はない」と述べた。

林毅夫氏はまた、「近いうちに、アメリカへの輸出の成長率が低くなる可能性がある。しかし、マイナス成長になることはないと思う」と語った。

「中国国際放送局 日本語部」より2008年5月11日

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