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08企業評判ランキング、中国企業は2位に躍進 |
発信時間: 2008-05-29 | チャイナネット |
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企業の社会的評判に関する国際研究機関は28日、北京で「第12回世界企業評判大会・中国特別フォーラム」を開催した。同フォーラムでは2008年世界企業評判・中国トップ100が発表され、ノキア、ハイアール(海爾)、ビザ、インテル、アディダス、フェデックス、IBM、マイクロソフト、中国一汽、DHLがトップテンだった。 国際的企業評判研究機関(Reputation Institute)の中国代表機関の潘少華博士は、ハイアールの順位は2007年の14位から今年の2位に躍進し、これは企業評判ランキングの発表が行われるようになってから中国本土の企業では最高だと言う。 全体的に見ると中国企業も技術強化への取り組みを重視しているが、企業の評判は比較的低く安定しておらず、企業の組織や構造、社会的な責任の面ではまだ不十分だ。 潘少華博士は、中国企業はグローバル化の中でできるだけ早く企業評判管理をタイムテーブルに組み入れ、多国籍企業と同じレベルで企業評判に関する競争を展開するよう呼びかけている。 ボアボアジアフォーラムの竜永図秘書長は、中国の企業は現在、企業や市場、国の評判の向上に最大の努力を払っており、国際的な品質や衛生、環境保護、労働基準強化の実施、知的所有権保護の強化、企業ブランドの構築と、企業と社会の評判の向上を図っていると語った。 国際企業評判研究機関が主催する世界企業評判大会は12年目を迎えた。国際ビジネス界でもよく知られているこの大会が、アジアの発展途上国で開催されたのは初めて。潘少華博士は、これは経済のグローバル化が進むにつれ、中国市場がすでに個別的な市場から国際市場になりつつあることを意味していると同時に、中国本土の企業や在中の外国企業の評判が、国際市場の注目を集めている現われだと指摘する。 「チャイナネット」2008年5月29日 |
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