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中国経済に引き続き「緑信号」 インフレ抑制が課題
発信時間: 2008-05-30 | チャイナネット

中国国家統計局が発表した最新のデータによると、4月のマクロ経済動向を示す中国の「マクロ経済警戒指数」は110.7で、経済状況には引き続き「緑信号」が灯っている。しかし、消費者物価指数(CPI)は8カ月連続で「黄色信号」だった。

「マクロ経済警戒指数」では、100ポイントが最も理想的で、「緑信号」が灯っているということは、中国の経済状態が正常なことを意味している。4月の「マクロ経済警戒指数」は、3月の113.3ポイントを下回ったが、2008年の1月以来、すでに4カ月連続の「緑信号」になっている。

国家統計局が発表している「マクロ経済警戒指数」は、工業生産、固定資産投資、金融機関各種貸付、工業企業利益、税関輸出入、通貨供給M2、消費財小売、都市部住民1人当たりの可処分所得、消費者物価、財政収入の10の指標からなる。

4月の中国の各マクロ経済指標の中で、消費財小売総額、財政収入及び消費者物価指数には「黄色信号」が点灯した。中でも消費者物価指数は8カ月連続で「黄色信号」になっている。

「マクロ経済警戒指数」で示される信号の色は経済状況を5つのランクに分けており、「赤信号」は過熱、「黄色信号」は過熱気味、「緑信号」は正常、「ライトブルー信号」は下降気味、「青信号」は冷え込んでいることを表している。

「チャイナネット」2008年5月30日 

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