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業界再編 中国通信業の「三国誌時代」が幕開け
発信時間: 2008-06-04 | チャイナネット

中国移動

このほど報じられた電気通信業界の再編情報によると、中国国内にはまもなく新中国移動、新中国電信、新中国聯通の3キャリアが拮抗する「三国鼎立時代」が訪れるとみられる。業界関係者によると、今後3キャリアは技術力や業務全体の統合力をめぐって競争を展開する見込みで、再編劇は通信設備メーカーにとって発展のチャンスになるという。「中国証券報」が伝えた

ある研究員によると、再編による影響を最も受けないのは中国移動で、最も影響を受けるのは再編劇の主役である中国聯通だという。

中原証券がまとめたデータによると、新中国移動は売上高、資産総額、現金保有額、利益などの各指標で他の2キャリアを大きく引き離している。中原証券の馬欽キ研究員の分析によると、今後2?3年間は他キャリアが新中国移動への脅威となる可能性は低く、新中国移動は短期的には独占状態を続け、再編の影響は小さく、高い市場化レベルを維持する。長期的にみれば、競争上のさまざまな優位点を維持できるかどうかは、非対称的な監督管理政策が今後どの程度厳格化されるかという点に多くかかっている。

*キ:「玉偏」に「奇」 

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