中国自動車工業協会が9日に発表した最新の統計データによると、5月までに中国の自動車生産と販売台数はともに430万台を超え、月平均生産と販売台数は86万台を上回った。今年上半期の中国の自動車生産販売台数は、年初に中国自動車工業協会が予測した500万台に達する見通しだ。

データでは5月の国産自動車の生産や販売台数は4月よりいくらか減少したが、前年同期期比では引き続き安定した伸びを維持している。

1月と5月の国産自動車の生産台数は435万5000台、販売台数は433万7100台で、前年同期に比べてそれぞれ17.05％と18.91％の増加だった。そのうち乗用車の生産台数は、同期比16.33％増の304万5100台で、販売台数は同17.41％増の302万600台、商用車生産台数は同18.75％増の30.99万台、販売台数は22.48％増の131万6500台だった。

1月から5月の自動車販売台数上位10位の企業は、上海汽車、第一汽車、東風汽車、長安汽車、北京汽車、広州汽車、奇瑞汽車（チェリー）、哈飛汽車、江淮汽車だった。この10社の販売台数は365万1200台で、自動車販売総数の84.19％を占めている。

1月から5月の乗用車販売台数上位10位の企業は、上海通用五菱（上海ゼネラルモータース五菱）、一汽大衆（一汽フォルクスワーゲン）、上海大衆（上海フォルクスワーゲン）、上海通用（上海ゼネラルモータース）、奇瑞（チェリー）、一汽豊田（一汽トヨタ）、長安汽車、北京現代（北京ヒュンダイ）、東風日産、広州本田（広州ホンダ）だった。この10社の同期の自動車販売台数は合わせて178万6400台で、乗用車販売台数全体の59.14％を占めている。

1月から5月の商用車生産と販売台数上位10位の企業は、福田汽車、東風汽車、第1汽車、江淮汽車、重慶汽車、金杯汽車、長安汽車、陝西汽車、江鈴汽車と南京汽車だった。この10社の販売台数は合わせて93万万4000台で、商用車販売総数の70.95％を占めている。

「チャイナネット」2008年6月10日