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五輪で利益を得る8つの産業
発信時間: 2008-06-10 | チャイナネット

人民日報海外版に先日、中央財経大学応用金融学科の韓復齢主任による、北京五輪が産業界に及ぼす影響を分析した記事が掲載された。文章の主要な内容は以下の通り。

五輪の開催により、好景気を得る業界は主に、投資および消費サービス。一般に、五輪経済は、観光、小売業、不動産、建築、交通、スポーツ、情報、通信などの8大産業分野に大きな影響を及ぼすものとされている。

<観光業>

五輪の開催により、国外からの大量の観光客が訪れるだろう。過去に開催された各国の五輪開催時の状況を参考にすると、一般に、20万から30万人の国外観光客が入国するはず。主に、国外の中・上級階層で、スポーツ観戦や旅行を趣味とする人たちがやって来る。2008年には、北京五輪の観戦を目的とした観光客や競技関係者への宿泊場所の提供はピークに達する見込みだ。北京の星付きホテルは800軒に、客室は13万室に上る見込みだ。また、頤和園、故宮、長城などの北京の観光名所も観光のピークを迎えるだろう。2008年度の観光業における直接収入は、45億ドル以上になろうとしている。

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