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台湾大陸間直行便の不通で、損失額が年間1兆台湾ドル
発信時間: 2008-06-12 | チャイナネット

台湾大陸間直行便の不通による損失額が1兆台湾ドル

台湾と大陸部の間に直行便がないことで、台湾はどれほどのビジネスチャンスを失ってきたのか。台湾復興航空の範志強董事長は、旅客・貨物の航空輸送サービスと観光分野で失ってきた収入はこの10年で1兆台湾ドルにのぼるとみている。

範董事長によると、大陸部と台湾を結ぶ直行便がまもなく運行されることで、市場は本来の姿を取り戻すことになる。だが失ってきた利益と累積を取り戻すのは難しい。双方間に直接の往来がなかったことで、香港・澳門(マカオ)・韓国済州がこれまで利益を得てきた。台湾海峡の「封鎖」によって、双方の人員や貨物などの輸送は中継地を通らざるをえなかった。70%は香港から、20%が澳門を経由し、台湾の金門、馬祖両島と中国福建省間に限った「小三通」政策で 直接大陸部に渡っていたのはわずか6%。残る4%は韓国の済州を経て中国東北部や北京に輸送されていた。

「人民網日本語版」2008年6月12日

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