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中国がエネルギー問題で最大の試練に直面
発信時間: 2008-06-20 | チャイナネット

中国青年報は「中国政府は、エネルギー安全保障と環境の持続可能性の問題において、最大・最難の試練に直面している」と報じた。これは19日の「中国EU商工会議所円卓会議」でエネルギー部会が出した結論だ。

これらの試練には▽急速に進む工業化・都市化・機動化の中で、環境改善を求める人々の要求をいかにして満足させ、安価でクリーンで使用に耐える、便利な各種のサプライを提供するか▽国際原油価格の高騰を背景に、各地で環境汚染が深刻化し改善が急務となっている現状を抱えながら、温室効果ガスの排出削減を求める面でますます高まる国際的圧力にいかにして対応するか。現在の国際情勢の下で、いかにして国内原油価格を国際水準にある程度近づけると同時に、経済への衝撃に対処するか――などが含まれる。

エネルギー部会は25社余りのEU企業で構成。加盟企業の中国での06年の総収入は150億ユーロ、累計投資額は160億ユーロ以上、中国での累計従業員数は8万1000人に上る。EU最大のエネルギー企業、設備メーカーが共に参加しているため、エネルギー部会による評価や提言の参考価値は高い。

エネルギー部会は、06年の時点で中国は省エネ・排出削減目標を達成できていないと指摘。一方、中国指導部は第11次五カ年計画の目標を2010年までに達成すべく、07年から努力を強化し、具体的政策を多数打ち出している。エネルギー部会は、エネルギー産業分野での中国政府のいくつかの進展を認め、歓迎している。

「人民網日本語版」2008年6月20日

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