尚福林証監会主席は、中国証券監督管理委員会(証監会)が22日招集した会議で、最近の株式市場の変動は激しく、投資家の投資意欲が失せており、全力で資本市場の安定を維持しなければならないと述べた。
尚福林主席は、「マクロ政策調整と国内経済の矛盾などの問題が、株式市場に反映する可能性があり、世界金融市場が不安定な中で、資本市場の複雑さや動きの激しさ、安定的で健全な発展の長期性と困難さについて充分に認識しなければならない」と指摘した。
内部と外部の複雑な要因や市場の自律調整の必要などの影響で、株式市場の動きが激しくなり、投資家の投資意欲が失せている。尚福林主席は証監会の次の段階の作業について、「全力で資本市場の安定を維持しなければならない」と述べた。
また体制やメカニズムの問題を解決すると同時に、市場の需給関係の合理的なバランスを保ち、企業の株式市場による融資の歩調を秩序よく調整し、適切な方法で上場企業の非流通株の市場への放出に関するデータを定期的に公表して、長期資金の株市場への流入を奨励して、株式市場にある安定メカニズムを徐々に健全化させることが必要だと強調した。
「チャイナネット」2008年6月23日 |