遼寧省大連市の戴玉林副市長は先ごろ、大連のソフトウエア・サービスのアウトソーシング産業の規模拡大、特に国際協力が日増しに深まるのにつれ、大連のサービスアウトソーシング産業では「走出去(海外に進出)」がより大きな発展を目指す上での選択肢となっている。その重要な実施戦略の一つとして、大連市は日本・東京にソフトウエアパークを建設し、企業の日本向けのアウトソーシング業務強化のために最前線のプラットフォームを構築する。今年下半期に大連市は日本で中国ソフトウエア交易会の第2回海外分会を開催し、全国各地の企業を招待して日本で中国のサービスアウトソーシングの実力を示す予定だ。「新商報」が伝えた。
戴副市長によると、2000年以降、ITアウトソーシング(ITO)とビジネスプロセス・アウトソーシング(BPO)が世界で盛んとなっている。大連市は全国で率先してITのアウトソーシングセンター建設を提唱し、日本市場の開拓を重点として、多くの日本のアウトソーシング業務が大連に移転し、また日本向け業務を基盤として欧米向けの業務請負能力を積極的に蓄積している。世界のITOとBPOサービスサプライヤーの上位10社のうち6社が既に大連でアウトソーシング業務を実施している。東軟や華信、海輝の現地企業3社は数年続けて中国のソフトウエア輸出トップ3にランク入りしている。
「人民網日本語版」2008年6月25日 |