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中日、エネルギー分野における共同発展の道
発信時間: 2008-07-02 | チャイナネット

中日両国間にはエネルギー分野での競争もあれば協力もある。エネルギー分野にとどまらず、いかなる分野にも競争はある。良性の競争は、問題解決の効率と全体の発展速度を向上させるに必要なものだ。一方、悪性の競争は、両国に大きな代価をもたらす。

中国が長らく期待していたアンガルスク・大慶間のパイプラインによるロシアからの原油輸入は02年、日本の介入により困難となった。一方、ロシアの打ち出したアンガルスク・ナホトカ間のパイプライン計画も03年秋に中止となった。最後は、折衷案となるタイシェト・ナホトカ間のパイプライン計画が採用され、一期工事が開始された。中日両国の競合によって利益を得たのはロシアだった。

また日本の企業が00年に優先交渉権を得たイランのアザデガン油田の交渉も難航した。イランは03年9月、日本の優先採掘権を取り消し、ロイヤル・ダッチ・シェル、エルフ、中国石油化工(シノペック)のいずれか1社による落札を行うと宣言した。

シノペックの専門家によると、イランは日本にとって第3位の原油供給国。

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