中国工業・信息(情報)化部の李毅中・部長は2日、上半期の中国工業・通信業は、連続して発生した重大な自然災害を克服し、マイナス要因を打ち消すよう努め、安定したスピード成長を維持したと述べた。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
工業・信息部の統計データによると、工業生産は安定した成長ぶりを見せた。規模以上の工業企業(国有企業、国有持株会社及び年間の売上が500万元以上の民間企業)の1-5月工業増加額(付加価値額)は前年同期比16.3%増、増加幅は同比1.8ポイント反落したものの、発展すう勢はかなりの高レベルを維持している。国防工業の工業増加額は16.6%増、電子情報産業の販売収入は19.8%増、タバコ工業の生産高は4.0%増、生産と販売はバランスが取れていた。
工業製品の輸出増加幅はややスローダウン、輸出商品構造のグレードアップは加速した。規模以上の工業企業の1-5月商品輸出額は前年同期比17.3%増、増加幅は同比4.3ポイント反落。「両高一資」製品(高エネルギー消耗、高汚染、資源性の高い製品)の輸出は効果的に抑制された。
工業経済効果は引き続き向上したが、増加幅は反落した。規模以上の工業企業の1-5月利潤は前年同期比20.9%増、増加幅は同比21.2ポイント反落した。
「人民網日本語版」より2008年7月4日 |