韓国保徳信(プルデンシャル)投資・証券有限公司は23日、傘下のプルデンシャル資産運用株式会社が中国大陸部で適格海外機関投資家(QFII)資格を取得した後、A株市場に投資する株式ファンド「保徳信中国大陸株式ファンド」を個人と機関投資家向けに販売すると発表した。今月30日の販売開始を予定している。ファンドはプルデンシャル資産運用株式会社が管理し、上海・深セン両証券取引所に上場するA株銘柄を対象に投資を行うもの。光大保徳信基金管理公司はファンドの投資顧問に、中国建設銀行はファンドの大陸部での管理銀行になる。同ファンドには韓国国内で税金の優遇・免除措置が適用される予定で、投資家は人民元上昇の恩恵を受けることができる。また人民元レートの今後の予測に基づいて、リスクヘッジを行うかどうかを判断する。「国際金融報」が伝えた。
プルデンシャル資産運用株式会社の李昌勲総経理(社長)は「その性質から考えて、今回売り出すファンドは真の意味での中国大陸部ファンドだといえる。現在韓国で発行されている『中国ファンド』はいずれも香港H株市場に投資するもので、大陸部A株市場に投資するものではない。上場する中国企業の数であれ、資本市場の時価総額であれ、大陸部A株市場はいずれもH株市場を上回っている」と話す。
「人民網日本語版」2008年7月24日 |