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上半期の中国経済、「緑信号」で安定
発信時間: 2008-07-30 | チャイナネット

国家統計局が29日発表したモニタリングの結果によると、今年上半期の中国マクロ経済警戒指数は114.9ポイントで、安定した状態の「緑信号レベル」にあったという。

同指数は経済運営の状態を5段階で評価するもので、100ポイントが理想的な水準になる。「赤信号」は経済の過熱状態を、「黄信号」は経済の過熱傾向を示し、「緑信号」は正常な状態を、「水色信号」は冷え込み傾向を、「青信号」は冷え込み状態を示している。指数を構成する指標は次の10項目。工業生産指数、固定資産投資、社会消費財小売総額、輸出入総額、財政収入、工業企業利益、個人の可処分所得、金融機関の各種貸付金、広義マネーサプライ(M2)、消費者物価指数(CPI)。今年上半期、国内総生産(GDP)は前年同期比10.4%増加し、増加率は前年同期を1.8ポイント下回った。同局によると、上半期の国民経済は引き続きマクロ調整が期待した方向へ発展しており、全体とし安定的かつ急速な発展状況を維持し、急速すぎる経済の伸びが抑制された。

「人民網日本語版」2008年7月30日

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