広西チワン族自治区政府によると、同自治区は自動車産業を発展させるべく、2008年~2012年の間に236億元以上を投入し、今後5年間で自動車産業を生産額1千億元以上の支柱産業とする計画という。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
計画によると、同自治区は現在の自動車産業・自動車用エンジン産業の優勢を足掛かりとして、生産総量を拡大し、専用車、低速貨物自動車および自動車部品産業の発展をけん引する。今後5年間で約237億7400万元を投入、「上汽通用五菱(上海汽車とGMの合弁)」の新型乗用車プロジェクト、「東風柳州汽車」の乗用車生産基地拡張改造プロジェクト、玉柴集団汽車・エンジン部品工業パーク建設など重点プロジェクト43件を展開する。2012年までに、広西の自動車産業生産額は1600億元、うち付加価値額は300億元、販売収入の新規増加額は826億6300万元、利潤の新規増加額は100億元にそれぞれ達する見通し。
広西における自動車産業の発展すう勢はここ数年、上昇傾向にある。同自治区には、上汽通用五菱、東風柳州汽車、一汽柳特(中国第一汽車集団柳州特種汽車廠)、玉柴集団、桂林客車集団など大手自動車メーカー各社が顔を揃えている。
「人民網日本語版」2008年8月1日 |