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夏休み中、子どもたちの支出の内容
発信時間: 2008-08-20 | チャイナネット
 (1)塾への出費が大部分
2ヶ月の長期にわたる夏期休暇もあと残りわずかとなった今、多くの親たちは財布を触り、この時期の出費の多さにため息をついている。指折り数えてみると、夏休みに子どものために出費した額は大変なもので、多くの親たちにとってその負担は大変重いものとなっている。紹興のネット新聞「天天商報」が伝えた。それでは、この夏、子供たちはいったいどのようなことにお金を使ったのか?

 ▽塾の費用が大部分を占める

 多くの高校生に聞くと、夏休みはのんびりと過ごすわけにはいかないとのことだ。学校は過重な課外補習は課さないようになったが、大学入試のプレッシャーが彼らの肩に重くのしかかっており、各教科の先生が多くの宿題を出すほか、親たちがさまざまなコネやルートを通して塾に通わせようとする。

 ある高校生は次のように話す。

 いつも土、日曜日は基本的に各種塾で過ごすが、夏休みも当然例外ではない。1科目につき、1回100元の計算で行くと、毎週の費用は500元ぐらいになる。どの教科も課外補習が必要なわけではないが、弱い科目になると、1週間に3回の補習が必要となる。これまでに、父母が自分の補習のために使ってくれた費用はすでに3000元を超えている。また、これにはまだ課外補習の教材費は含まれていない。

 塾に通う費用については、高校生が膨大な額になるだけでなく、一部の幼稚園、小学生が情操教育の塾へ通う場合、その出費はかなり大きく、一般に1000元前後になるという。
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