2007年に「国家アニメ・マンガ創意産業基地」の許可を受けて以来、オリンピックのヨット競技開催都市である青島市ではアニメ・マンガ産業が急速に発展している。現在、比較的整った人材養成や園区建設、政策支援のシステムが既に形成されている。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
青島市対外経済貿易局によると、同市は青島科技大学、農業大学といった大学を中心として、アニメ・マンガ企業と結びついた教育トレーニングシステムを形成している。世界最大のグラフィック設計企業の一つである水晶石数字科技有限公司(Crystal Digital Technology)が青島市に進出したのに伴い、青島市のアニメ・マンガ人材トレーニングはさらに新たな段階に達すると見られる。
同市ではまた慧谷ソフトウエア園、科技街、創業園といったアニメ・マンガの特色を具える園区を建設している。そのうち青島ソフトウエア園は2500万元を投資して設立されたデジタルアニメーションのプラットフォームで、アニメ・マンガ産業に専門の制作設備や技術支援を提供し、派生製品の開発、生産、制作を行うことができる。
青島市には現在、合計40社以上の様々なアニメ・マンガ企業があり、年の売上高は8億元以上に達している。
「人民網日本語版」2008年8月18日
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