ホーム>>経済>>視点 |
中国企業トップ500社と世界企業トップ500社との比較 |
発信時間: 2008-09-03 | チャイナネット |
|
王忠禹氏によると、数量的指標は企業成長の外部的な表現に過ぎない。企業が健全な発展を続けるのに影響を与える内在的資質の面に立ち入ると、世界の先進的企業と比べて中国の大企業にはさらに大きな開きが存在する。例えば、現地市場の革新の不足や研究開発への投入水準が世界的な大企業と大きな較差がある、グローバル経営の能力が弱い、供給チェーンの管理水準が依然として低い、といった点だ。 厳密に言えば、中国には現在まだ一流の競争力を持つ世界的なグローバル企業は存在しない。本当の意味での世界的なグローバル企業とは、世界範囲で資源の最も適切な配置を行うことのできる企業を指すが、中国の現在のトップクラス企業は世界トップ500社にランクインした中国石油化学工業や中国石油、またここ数年躍進しているハイアールや華為にしても、グローバルな資源配置を行うまでにはいたっていない。世界トップ500社入りした中国一汽、上海汽車、聯想といった製造業企業も、グローバル企業としての雛形を具えているに過ぎない。 「人民網日本語版」2008年9月3日 |
|