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中国企業トップ500社と世界企業トップ500社との比較
発信時間: 2008-09-03 | チャイナネット

2008年中国トップ500企業が先ごろ銀川で発表された。それによると、企業の実力全体は大きく向上し、経済的効果と利益は好転、世界トップ500企業にランクインする企業が増加を続けるなどプラスの面がある一方で、2008年の世界トップ500企業を100%とした場合、中国トップ500企業の営業収入は12.67%、利益総額は11.85%、資産総額は7.79%に留まっている。発表会に参加した専門家やトップ500企業からは、中国企業は引き続き研究開発への投入や国際化経営、資源統合、リスクコントロール能力といった面を強化する必要があるとの意見が次々と出された。「経済参考報」が伝えた。

中国トップ500企業全体の規模はここ数年で急速に拡大し、2008年にはこれら企業の資産総額は59億7000万元に達して前年比で13.2%増加。営業収入は21億9000万元で前年比で25.3%増加し、成長率はここ数年の平均水準を上回った。2008年の中国の製造メーカートップ500社の営業収入は10億2000万元で、前年比で32.8%増加している。2008年の中国のサービス業トップ500企業の営業収入は9億2000万元で、前年比で21.6%成長した。

同時に企業の経済的効果・利益は大きく改善している。2008年中国トップ500企業の純利益は1億3700万元で前年比で74.2%と大きく増加。これら企業の納税額は総額で1億7400万元に達し、2007年の全国の税収総額(4億9400万元)の35.2%に相当している。

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