ホーム>>経済>>視点
上海・深セン市場、「下落の旅」は続くか?
発信時間: 2008-09-04 | チャイナネット

深セン市のあるファンド会社の投資マネージャーは「期待が大きければ大きいほど失望も大きくなる。これは弱気市場における投資家の堅い信念になっている」と指摘し、「非流通株の問題は株式市場にとって、依然として身を切られるような痛みをもたらす。この問題でさらなる政策的な制限や規範が制定されなければ、たとえ反発があっても過度に楽観視することはできない」と話す。

招商証券によると、ファンドの顧客や営業部の顧客との継続的なやりとりにより、投資家は今年は大幅な損失を出すことを覚悟しているが、引き続き反発の機会を積極的に模索してもいる。ファンド投資家も、より多くの株式に投資する価値が出てきたとしつつ、現在の市場は経済政策や株式市場政策の大転換のシグナルを引き続き待つべき時だとしている。両政策の大転換シグナルは10月頃に明らかになるとみられ、基本的な構造は今後も持続する見込みだ。同証券の戦略アナリストによると、反発を語るなら、第4四半期をみなければならない。両政策の大転換シグナルが点灯すれば、市場は来年度に続く反発局面になる可能性があるという。

「人民網日本語版」2008年9月4日

     1   2   3  


  関連記事
  同コラムの最新記事

· 中国の物価上昇の主な原因 国家統計局分析

· 中国の物価上昇の主な特徴 国家統計局分析

· 谷合大臣政務官、中国の北東アジア協力の取り組みを評価

· 中国企業トップ500社と世界企業トップ500社との比較

· 中国の中古車市場、下半期は底上げするか?