ホーム>>経済>>視点 |
ASEM首脳会議の由来と役割 |
発信時間: 2008-10-06 | チャイナネット |
|
(2)
「より緊密なASEM経済パートナーシップに関するハノイ宣言」
2004年10月にベトナム・ハノイで開催された第5回アジア欧州会合(ASEM)首脳会議では「より緊密なASEM経済パートナーシップに関するハノイ宣言」が採択された。「宣言」は「より緊密なASEM経済パートナーシップ」を構築し、政策対話と調整、情報と経験の共有、実務協力を通じて、両地域間の経済協力の可能性を掘り起こし、地域協力と統合のプロセスを推進し、経済のグローバル化の過程におけるASEMの役割を強化することを提唱した。
各国は「宣言」において、「貿易円滑化行動計画(TFAP)」、「投資促進行動計画(IPAP)」、及びその他の協力枠組を基礎に、一層協力を強化し、貿易の円滑化、投資の促進、貿易障壁の削減に努めると約束した。また、通貨・財政政策、金融市場の動向と監視、債務管理、構造改革、マネーロンダリング対策などで情報共有と対話を行うことで合意した。さらに「宣言」には、運輸、知的財産権保護、観光、電子商取引、中小企業分野の協力も盛り込まれた。 |
|