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変わる職業観と中国の新型ビジネス
発信時間: 2008-10-07 | チャイナネット
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 ▽威客は新タイプの収入源

 百度、ヤフー、SINAなどのサイトの知識情報サービスは国内で有名な「威客サイト」で、主に質問と回答という2つの手順で交流しているという。登録ユーザーが質問を投げかけると、多くの威客がそれに回答する。質問者は数多くの回答の中から最も適切な答えを選ぶのだ。最も適切な回答を提供した威客は、インターネット上の懸賞ポイントを獲得する。この類のウェブサイトが提供する威客サービスの範囲は広く、専門分野に踏み込んだ業務にはなりにくい。専門の威客サイトはその要請に応えて生まれたもので、「どんな疑問・質問にも即回答」といったことは行わない。内容的には、平面設計、方案計画、プログラム開発など専門分野にわたり、懸賞システムも現金支給という方式になっている。

 調査において、31.4%の人が「威客は新タイプの収入源で、インターネットによる知識価値化の時代および自己の知識で稼ぐ時代が到来したことを表している」と答えている。

 とはいっても、威客は国内ではまだ始まったばかりのビジネス。内容に係わる技術レベルもまだまだで、賞金の額もそれほど高くはない。調査によると、6.8%の人が「威客に成果を求めるのは規模の小さい企業だけ」と答えている。

 「威客中国」サイトの周余CEOは、これとは異なる意見だ。威客を選択することは誰にとっても利益になるとは限らないが、誰でも参与できるという利点がある。参与すれば、そこから喜びや興味が得られ、新たな知識を得ることができる。競争することで自分の技能を高めることにもなる。今の仕事の提供者は中小企業が主だが、塵も積もれば山となるとはよく言ったもので、大型企業は集団の知恵が生んだクリエイティブの成果をもっと必要としているのだ。
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