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FDA、米市場の3製品からメラミン検出
発信時間: 2008-11-27 | チャイナネット
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 米国食品医薬品局(FDA)は25日、米国産幼児用粉ミルクから微量のメラミンが検出されたと発表した。ただ検出量は非常に低く、人体の健康にはいかなる危険もないという。新華社が伝えた。

 米AP通信によると、FDAの検査によって微量のメラミンが検出されたのは、ミード・ジョンソン社の幼児用粉ミルク「Enfamil LIPIL」の鉄分強化製品。ネスレ社の幼児用粉ミルク「Good Start」の鉄分強化製品からも、メラミンに似た性質を持つシアヌル酸がわずかに検出された。アボット社の製品に対するFDAの検査ではこれらの化学物質は検出されなかったが、アボット社の自主検査では微量のメラミンが検出されたという。

 FDAは今回、幼児用粉ミルク77製品のサンプルの検査を行った。ミード・ジョンソン社の上記製品には2回の検査が行われ、それぞれ10億分の137と10億分の140という検出結果が出た。ミード・ジョンソン社のゲール・ウッド(Gail Wood)広報担当によると、同社はFDAの検査結果をまだ受け取っていないが、自社検査ではメラミンは発見されなかったという。
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