国家発展改革委員会は今後、ここ数年来続いている農業や農村の好調さを定着させ、一層発展させるために、農業関連の投資を増やし、農産品市場の調整を進めるなど4つの措置を実施する方針だ。同委の杜鷹主任が1日、安徽省合肥市で開催された全国発展改革システム農村経済作業会議に出席した際に明らかにした。

　杜主任によると、第一に、同委が今年確定する中央政府の投資方針は、農民・農村・農業の「三農」により傾斜した内容になる。また来年に予定される農業関連投資の管理・利用について、責任を明確にし、ペースを速め、プロジェクトを適格に選別し、方法を改善し、管理を強化していく。第二に、農産品価格の値下がり圧力の増大に備えて、市場調整を着実に行い、価格の乱高下を回避する。第三に、農民の所得増に全力で取り組む。第四に、機会をとらえて、農業産業の発展の土台を打ち固め、農業の総合的な発展力を向上させる。

　「人民網日本語版」2008年12月2日