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中国、9月15日以来5回目の利下げを実施
発信時間: 2008-12-23 | チャイナネット

 

2008年9月15日以来の中国人民銀行金利、預金準備金率引き下げについて

2008年9月15日、中国人民銀行は9月16日より1年満期の人民元建て貸出基準金利を0.27ポイントを引き下げ、その他の期間や等級の貸出基準金利にも相応の調整を行い、預金基準金利は据え置くと発表。また、9月25日より中小金融機関の人民元建て預金の預金準備金率を1ポイント引き下げ、四川大地震で被害が深刻な地域の法人金融機関の預金準備金率を2ポイントを引き下げる。中国の貸出基準金利の引き下げは、2004年10月29日以来約4年ぶり。

2008年10月8日、中国人民銀行は10月9日より1年満期の人民元建て預金、貸出基準金利をそれぞれ0.27ポイントを引き下げ、その他の各種預金・貸出金利にも相応の調整を行うと発表。中央銀行による人民元建て預金・貸出基準金利の同時引下げは2002年2月以来約6年ぶり。また、10月15日より預金業務を扱う金融機関の人民元建て預金の預金準備金率を0.5ポイント引き下げる。中国人民銀行のすべての預金業務を扱う金融機関に対する預金準備金率引き下げは1999年末以来約9年ぶり。

2008年10月29日、中国人民銀行は10月30日より金融機関の人民元建て預金・貸出基準金利を引き下げると発表。そのうち、1年満期の人民元建て預金基準金利を現行の3.87%から3.60%、同じく貸出基準金利は6.93%から6.66%にそれぞれ0.27ポイント引き下げられる。その他の期間や等級の貸付基準金利にも相応の調整が行われる。

2008年11月26日、中国人民銀行は11月27日より金融機関の1年満期の人民元建て預金・貸出基準金利を1.08ポイント引き下げると発表。その他の期間や等級の貸付基準金利にも相応の調整が行われる。中央銀行の再貸付、再割引金利も同時に引き下げられる。また、12月5日から、工商銀行、農業銀行、中国銀行、建設銀行、交通銀行、郵政貯蓄銀行など預金業務を扱う大型金融機関の人民元預金準備金率は1ポイント、同じく同中小金融機関の預金準備金率は2ポイント引き下げられる。四川大地震被災地域の金融機関への優遇預金準備金率は継続する。今回の利下げは1997年10月23日の1.80ポイントの利下げ以来11年ぶりの大幅利下げとなる。

 

「チャイナネット」2008年12月23日

 

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