中国飲料工業協会の趙亜利副理事長は18日、2008年の全国飲料総生産量は、1980年の210倍である6000万トンを突破する見込みで、1980年以来の年平均伸び率は21%と、中国は世界第2位の飲料生産大国だと明らかにした。
趙亜利氏は、中国の飲料と改革開放をテーマとした2008中国飲料工業協会年会で、「改革開放が実施されたこの30年、中国の飲料生産量は幾何級数の伸びを示し、新製品も続出して有名ブランドも登場している。対外輸出も急増し、中国の飲料産業は関連産業の発展をけん引すると同時に、雇用の増加にも貢献している」と述べた。
中国の飲料製品はこの30年で、炭酸飲料、野菜果汁飲料、豆乳などの「蛋白飲料」、ペットボトルなどの「包装飲用水」、お茶飲料、コーヒー飲料、植物飲料、風味飲料など、種類もますます豊富になっている。
また飲料製品の市場に占める割合も、炭酸飲料、果汁と果汁飲料、ペットボトル詰め飲用水は、2000年はそれぞれ31%、6.5%、37%だったが、2007年は20%、21%、36%と変化した。第十一次五カ年計画期(2006~2010年)末には、中国が世界最大の飲料生産国になるという予測している。
「チャイナネット」2008年12月19日 |