中国のITリサーチ会社、易観国際(Analysys International)の統計データによると、2008年中国のモバイルゲームの総体市場は前年比62.67%増の13億6500万元に達した。うちJAVAが市場の72%、BREWが28%をシェアしている。JAVA対応のモバイルゲームの収益は急成長しており、138%のスピードで1億4280万元規模にまで成長した。その主な理由として、JAVA対応のモバイルゲームCP/SPの自主運営能力が高まり、一般的に普及したことがあげられる。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。
モバイルゲームの開発事業者も、随手互動(troodo.com)や掌上明珠(pearlinpalm.com)、空中網珠(kong.net)など経験豊富な専門のモバイルゲーム各社が製品開発や更新に力を入れ出したほか、3guu.comなど新たなゲームメーカーも市場に参入し、さまざまなタイプの新製品を発表し、利用者の人気を呼んでいる。現在中国には50余りの開発業者が存在するといわれる。
易観国際では、中国のモバイルゲーム市場は2011年には42億800万元規模に達し、主に利用者のニーズ拡大、3Gネットワークの商用化、モバイルゲーム市場の発展などを通じて2008年から2011年の間の年平均成長率(CAGR)は45.54%にのぼるだろうと予測している。
「人民網日本語版」2009年1月8日 |