中国証券業協会がこのほど開催した「2009年証券市場発展情勢座談会」には、証券会社の研究機関20カ所から23人の代表が参加し、それぞれに意見を発表した。23人は「現在、証券市場のバブルは基本的に終了し、2009年は新たな段階に突入する」との見方で一致した。「上海証券報」が伝えた。
ある代表はマクロ経済情勢をふまえつつ述べたところによると、09年のA株市場は影響を与える変数が多く、国内や海外の経済・金融環境や関連政策の影響を受けるのはもとより、株式市場の受給関係の変化にも制約され、業績の圧力と評価額とのバランスを取りながら推移していく見込みだという。
またある代表は研究機関の今後の方針として、証券関連の研究活動を一層深化させ、証券会社の各種業務を支援し、投資家に客観的で有効な情報を提供し、市場の価格設定を合理的に誘導するために十分な役割を果たし、証券市場の安定的で健全な発展を促進していくことを挙げた。
「人民網日本語版」2009年1月9日