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中国CEO、今後のビジネス展開に自信
発信時間: 2009-01-29 | チャイナネット

会計事務所の世界的大手・プライスウォーターハウスクーパーズ(PwC)が28日に発表した調査結果によると、中国大陸部および香港の企業の最高経営責任者(CEO)は、金融危機のダメージを受けながらも、相対的に言って今後のビジネス展開に自信を抱いている。新華社が伝えた。

同調査は世界のCEO約1120人を対象に行われたもの。大陸部・香港では回答者の59%が今後3年間の世界の経済成長に信頼感を抱いているとしたが、世界全体では長期的な経済成長に信頼感を抱いているとしたCEOは34%にとどまり、昨年調査時の42%を下回った。

業界の展望に信頼感を抱くCEOは、大陸部・香港が41%だったのに対し、世界全体ではわずか20%だった。

今後1年間の企業収益の伸びに自信があるとしたCEOは世界全体で21%にとどまり、昨年の50%を大きく下回った。また全体の25%を超えるCEOが、今後1年間の企業の展望を悲観していると回答した。

PwCのディピアッザCEOによると、経済低迷のスピードや激しさがCEOの心理に大きく影響し、世界的に信頼感の危機をもたらしている。現在CEOが最も関心を寄せる問題は自身の会社の存続で、これまで急速な成長を遂げてきた新興経済国の企業であっても、借入金の不足や資本市場の疲弊、需要の大幅な低下といった問題に直面しているという。

PwCのある管理職は「経済先進国に比べて、新興経済国は当面の危機により力強く対処する力がある。新興経済国は一番最後に経済低迷に陥り、一番最初に経済的苦境から抜け出す経済体となるだろう」と話す。

「人民網日本語版」2009年1月29日

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