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2009年中国経済10大予測(4)
発信時間: 2009-01-29 | チャイナネット

7.引き続き伸びる消費ニーズ、経済成長への貢献度大きく

社会消費財小売総額の伸び率は18%前後で、価格要因を考慮した実質伸び率は15%以上に達する。消費市場が活発さを維持するなかで、消費の実質伸び率の経済成長に対する貢献度は高まりそうだ。

社会消費財小売総額の伸び率は18%前後で、価格要因を考慮した実質伸び率は15%以上に達する。消費市場が活発さを維持するなかで、消費の実質伸び率の経済成長に対する貢献度は高まりそうだ。

今年、政府が打ち出す消費刺激策はより細分化・明確化されるが、市場は良好な発展を続け、消費市場は引き続き速いペースで発展していく。CPIの下落幅が大きいため、社会消費財小売総額の名目伸び率は昨年よりも大幅に鈍化するが、価格要因を考慮した実質伸び率は、基本的にこの数年間の平均的な水準を維持していくだろう。輸出の伸び率がマイナスとなる可能性もあるため、国内消費が需要増加で主導的な役割を果たし、経済成長をより力強く牽引していくことになる。

都市および農村住民の収入増加、雇用情勢、価格変動および、消費政策調整などの要素を総合的に勘案すると、今年の社会消費財小売総額の伸び率は18%前後、価格要因を考慮した実質伸び率は15%以上となる見通し。また、消費市場は活発さを維持し、消費の実質的な伸びは経済成長に大きく貢献すると見られる。

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