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2009年中国経済10大予測(2) |
発信時間: 2009-01-23 | チャイナネット |
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3.楽観できない雇用情勢、製造業雇用に大きな打撃 中国の雇用情勢は世界的な経済危機によるマイナス影響を受けており、今年も楽観することはできない。経済成長を牽引してきた製造業は最も多くの就業者を抱えているが、今後、世界的な経済危機の最も大きな影響を受けることは確実だ。製造業は今後数年間、大規模な調整を迫られるが、雇用面での打撃が大きいと見られる。製造業の最大の弱点は、最終製品の輸出を中心とし、国外のマーケティングチャネルや国外市場に過度に依存している構造だ。米国で発生した金融危機が世界金融危機と経済危機を招き、米国を中心とする国際市場での需要収縮が中国の大口輸出企業に多大な困難をもたらしている。第2次産業は過去最高の就業者数を連続で記録したばかりだが、今後、失業者数が全産業で最多となる見通し。こうした状況から、今後数年間、雇用情勢は最も厳しくなると見られる。 |
· 国家統計局、08年の経済運営状況を発表 GDP増加率は9%
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