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CPIとPPI、6年ぶりに「双子のマイナス成長」へ
発信時間: 2009-03-04 | チャイナネット

中国国際金融有限公司(中金)の報告では、干ばつの被害解消と季節的影響の下で、上半期の穀物価格は昨年下半期に比べ上昇当面難しいと見られている。しかし市場価格が国の最低買い上げ価格に近づいているため、下落余地は大きくないという。

中金は、2月の食品価格は前月に比べ上昇することはないが、非食品は下落し、下落率は縮小すると見込んでいる。食品価格が前月比0.2~0.4%下落し、非食品が前月比0.1~0.3%下落するとして計算した場合、2月のCPI上昇率は1.7~1.9%のマイナス成長となる。

また中金は、2月のPPI上昇率は4.6~4.4%のマイナス成長となり、下落幅はやや拡大すると見込んでいる。昨年12月のPPI上昇率は1.1%のマイナスで、初のマイナス成長となった。今年1月の下落率はマイナス3.3%に拡大した。

その他の機関の予想も中金とほぼ一致している。

「チャイナネット」2009年3月4日

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