中国自動車工業協会は11日、2月の国内自動車販売ランキングを発表した。最も人気の10車種のうち、中国車が4車種を占めた。統計を取り始めてから最多の記録となった。「京華時報」が伝えた。
データによると、国産車販売台数は2月、13万1700台に達し、自家用車販売台数の31%を占めた。市場シェアは1月より1ポイント伸びた。販売台数の多かった中国車は順に、BYD-F3、チェリーQQ、一汽夏利、吉利自由艦、華晨駿捷。この5車種は5万6900台を売り上げ、国産車売り上げの43%を占めた。
販売台数トップ10に入った国産車は、F3(1万4200台、3位)、QQ(1万2800台、5位)、夏利(1万2000台、7位)、自由艦(9700台、10位)の4車種。
中国自動車工業協会の熊伝林・副秘書長によると、自動車購入税の減免措置を受けて、排気量1600cc以下の車種の売れ行きが好調となった。大部分の中国車は1600cc以下の小排気量の車種に集中しており、中国車が力強い成長を見せた原因の一つとなった。
2月の販売台数のトップ10に入ったメーカーは順に、上海大衆(フォルクスワーゲン)、一汽大衆(フォルクスワーゲン)、上海通用(ゼネラルモーターズ)、北京現代(ヒュンダイ)、奇瑞(チェリー)、一汽豊田(トヨタ)、東風日産、比亜迪(BYD)、吉利、長安福特(フォード)だった。
「人民網日本語版」2009年3月12日 |