■安全性:強風対策、速度自動調整
新世代高速列車の臨界速度は550キロ以上に達するが、運行曲線を利用して列車の運行速度を自動調整し、スピードが出過ぎないよう確保できる。リアルタイムで高速列車のパラメータと性能の変化を監視し、故障が発生した際には自動的に安全操作される。風や砂、雨、雪、霧など悪天候に対応し、風速20メートル以下の状況では時速350キロで運転し、どんな天気にも対応する機能を備えている。
■省エネ:9割の電気エネルギーを回収し、抗菌素材に活用
回生ブレーキなど省エネ技術を活用することで新型高速列車が100キロメートル運転して消費する電力は1人当たり6キロワット時に満たない。回生ブレーキによる電気エネルギーの回収率は90%に達する。車内の素材には低発煙性、無毒性、難燃性、抗菌性のある高水準の環境保護素材が使用され、車内はエコな乗車環境となっている。高速列車の電磁環境適合性は高く、最新の防音・振動削減技術が採用され、外部の振動と騒音に関する国家基準を満たしている。
「人民網日本語版」2009年3月17日
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