「これほど人気があるとは思わなかった。世界的な金融危機の中で、日本の個人投資家の間で様子見ムードが広がっていると思っていた。昨年以降、日本の大部分のファンドの発行状況は不調で、通常は数千万ドル程度しか集まらない」と責任者は語る。

Ａ株ファンドの海外市場での状況が悪化している中で人気を集めていることについて、業界関係者は、これは一方向から入り込む海外資金が中国経済成長と株式市場の発展に自信と期待があるためだと考える。あるQFIIの投資家はこう語る。今年に入り、金融危機と実体経済の悪化は世界的な株式市場低迷をもたらしたが、中国市場だけは唯一好調で、多くの海外投資家の注目を集めている。もう一方で、中国経済は外部からの影響を受けているが、依然として8％の高成長を維持する見込みがある。また政府の経済振興計画も、海外資金の中国経済の好調への自信をより高めた。最近の日本の民意調査では、中国は日本の投資家が最も注目する経済体であるという結果も出ている。

「チャイナネット」2009年3月23日