▽最後のより所はやはり金利
日本が新たな経済刺激プランを次々打ち出せるのは、日本銀行が資金の流動性不足という穴に自ら入ってくれたことによる。前出のジェラム氏は、日銀は公定歩合を0.1%からマイナス4潤オ5%に調整しなくては安定的な成長は望めないと話す。これは欧州各国とは鮮明な対照をなすものだ。日本やアジアの巨額の支出は米国にとってまたとない好材料となっている。欧州は赤字予算をGDPの3%にとどめる意向だが、どれほど持ちこたえられるか。日本は難局にどのように抗するのか。いずれにしても米連邦準備制度(FRB)の動きに注目しなくてはならない。
「人民網日本語版」2009年4月14日
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