▽節約術その三:快適度を下げる
新節約主義の前提は生活レベルを下げないこと。この前提を変えなくても、快適度を少し犠牲にすれば、何枚かの紙幣を節約することができる。例えばカラオケが好きな人は、割引のない夜の時間帯に行くのをやめればいい。朝寝坊の時間を犠牲にして早くから行けば、7割引を受けられる店もある。
▽節約術その四:時間と精力を惜しまない
財テクはけっこう骨の折れる仕事だ。同じように、節約にも時間と精力がかかる。スーパーの割引カードや新聞の割引広告を集めたりするのには根気がいるし、一家総動員でやらなければならない。集めたものを管理するのにも気を遣うし、細かい人でないとなかなかできない。持ち家を売って、もっと安い家を買ったり、安い賃貸住宅に引っ越したりしようとする人もいるが、これにも相当な時間と精力がかかる。仲介業者や銀行、取引センター、購入希望者の間を駆けずり回るのが嫌で「やっぱりやめた」という人もかなりいるはずだ。
▽節約術その五:先進技術を使う
インターネットの利用が代表格だ。集団購入ではインターネットがとても大きな役割を果たしている。同じ需要を持つ消費者はインターネットを利用すればすぐに集まる。友人の間だけで探していたのではなかなか集まらないだろう。各銀行のネットバンク上でもさまざまな割引が設定されている。ネットを通じての保険加入もそうだ。傷害保険や個人財産保険などの規定が簡単な保険はネットを通じた加入に適している。保険会社に行く手間も省けるし、ネット独自の割引もある。金融機関の営業コストのうち科学技術によって低下した分は投資者に返ってくることになる。
「人民網日本語版」2009年4月15日
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