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IMF:今年の世界経済は戦後最も深刻な後退に
発信時間: 2009-04-23 | チャイナネット

今年、先進経済体の経済成長率はマイナス3.8%となり、来年は成長率ゼロとなる。中でも、米国は今年2.8%のマイナスとなり、下半期に米国経済の低下速度は落ち、来年半ばには回復し始める。しかし、来年の通年の経済成長率はゼロとなる予想。ユーロ圏の経済は今年と来年、それぞれ4.2%と0.4%縮小する。日本、イギリス、カナダなどの先進経済体の今年の成長率はともにマイナスとなり、来年から回復するものの、大きな伸びは期待できない。イギリスは来年通年で0.4%のマイナス成長となる。

アジアの発展途上経済体は引き続き成長を維持し、今年と来年の経済成長率はそれぞれ4.8%と6.1%となる。中でも、中国の今年と来年の経済成長率はそれぞれ6.5%と7.5%で、インドの経済成長率はそれぞれ4.5%と5.6%となる。

ラテンアメリカの経済は今年1.5%縮小し、来年の成長率は1.6%となる。中東地域の今年と来年の経済成長率はそれぞれ2.5%と3.5%。独立国家共同体は今年5.1%縮小し、来年の成長率は1.2%となり、ロシア経済は今年6%縮小、来年は0.5%の低成長となる。そのほか、アフリカ経済の今年と来年の成長率はそれぞれ2.0%と3.9%となる。

「チャイナネット」2009年4月

 

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