チャイナ・ユニコムの計画によると、5月のテスト運用期間にはWCDMA方式に対応した20余りの端末機が、ソニー・エリクソンやサムソン、中興など国内外の多くの携帯メーカーから打ち出される。6月末までには、ノキアやLGなどからも専用機種が出ることになっている。
電信キャリアの活発な動きとは対照的に、3G時代の全面的な幕開けに対する専門家らの反応は比較的冷静だ。専門家によると、中国の3G市場の潜在力は大きいものの、一人の消費者が選択するのは一つの機種に過ぎない。機種を選ぶポイントは、通信費とネットワーク、速度の3つにしぼられる。消費者の多くは現在、3G携帯の通信費は高すぎると感じており、様子見の段階にとどまり、適切な購入の時期を待っている。
3G時代の通信費の行方について、チャイナ・ユニコムの常小兵・董事長とチャイナ・モバイルの王建宙・総裁はいずれも、「上昇の余地はなく、今後は下がっていく傾向だ」との見方を示した。業界関係者によると、3G業務の初期段階には、各キャリアが一連の優遇政策を打ち出し、通信費優遇や端末機購入補助などの手段を通じて、新たな技術と業務をユーザーが受け入れられるように促していく見込みだ。通信キャリアの中には、無料試用を打ち出すところも出てくる可能性がある。3G市場がゆっくりと幕を開ける中、3キャリア間の競争も激烈さを増していくことになる。3G通信費の下降幅は1年で20%に達する見通しだ。
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2009年上海モーターショー
「人民網日本語版」2009年5月18日
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