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フィナンシャル・ポスト:中国が米ドルの価値を決める |
発信時間: 2009-05-20 | チャイナネット |
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北京は金を蓄積し始めたばかりでなく、米ドルに代わる新たな準備通貨を創設する構想を引き続き議論している。現在、中国とその他の国がまだ米ドルを投げ売りしていないのは自分で自分の足を打つようなことをしたくないからだ。 インフレはドルの価値を下げる。ヨハネ・イング氏は、米国は金ばら撒きで銀行業や自動車業、米国経済を救おうとしており、それは金相場を引き上げることとなると考える。 中国は世界5位の金貯蓄国となり、世界一の金生産国でもある。また、中国がすでにハードマネーを投資し対米ドル投資を減らしていることは非常にはっきりしている。ワシントンはこれを懸念し、ヒラリー・クリントン米国務長官が北京に米国債を引き続き購入するよう要求した原因でもある。 中国とその他の投資家も対米ドル投資を引き続き減らし、投資は多元化しているが、これはひっくり返すことのできない情勢だ。またインフレは米ドルの価値をいっそう下げている。米国の貨幣ばら撒き市場救済方式はワシントンのデットファイナンス(借入金融)を過度にするだけで、これこそが市場救済が必要な原因となる。 「チャイナネット」 2009年5月20日 |
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