肖金泉氏は、今後しばらくは中国政府が実施する農村の都市化戦略は中国経済の成長維持を促すと考えている。中国農村を取り巻く都市化プロセスと農村戸籍改革のプロセスで生じる投資チャンスと投資額は極めて巨大で、中国の農村は世界経済発展の後背地となる。
米国外交官の質問に答えた際、肖金泉氏は米国は中国が実施する都市化戦略の最大の受益者となると述べた。米国には世界をリードする製品、技術、管理経験、豊富な資本があり、これらはすべて中国農村市場が必要とし消化できるものである。
肖金泉氏はまた、自身が著作し国内で出版された書籍『誰来拯救美国(米国を救うのは誰か)』を持ち、書籍の中でオバマ米大統領に直接「中米経済の協力強化は21世紀の世界経済発展の『定海神針』である」と述べている。
国際的視野を持つ1人の弁護士として、肖金泉氏はJPモルガンや米国IDGグループなど国内外の大手企業の再編・合併買収と融資法律顧問を務めたことがあり、日ごろ中国国有資産監督管理委員会や中国発展改革委員会などに政府策定の法律諮問を提供している。また、中米間を何度も行き来し、オバマ米大統領の中国政策顧問であるデビッド・ランプトン氏などとも突っ込んだ討議を行ったことがある。
「チャイナネット」 2009年5月20日
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