ホーム>>経済>>視点 |
中国経済の真の試練は構造改革にある |
発信時間: 2009-06-30 | チャイナネット |
|
経済成長モデルの転換は必然的な流れ ただ、リスクはまだある。短期間の需要は中国が迫られている長期的改革を難航させている。世界銀行が指摘するように、中国の経済刺激案は「政府の影響を受けた消費」に頼っており、これはその場しのぎの方策でしかない。危機が与えたチャンスや経済刺激案が与えた時間は、中国の経済成長モデル転換によって使われる必要がある。過去に起きた総輸出額と純輸出額の急増は再現されることはない。逆に、中国は大衆需要でなく個人需要を主とした経済モデル、投資でなく消費を重視し、資本密集型でなく労働密集型サービス、国外市場でなく国内市場に頼った経済モデルに転換しなければならない。 チャンスをつかみ関連改革を実施 これらのモデルに転換するには一連の関連改革を実施する必要がある。個人の競争により多くの分野を開放し、国有企業に配当を行いこれらの利益で公共サービスを支援し、適切な社会保障システムを取り入れなければならない。今回の危機で中国には貴重なチャンスが与えられた。中国はこのチャンスをつかみ取る必要がある。 「チャイナネット」 2009年6月30日 |
|