香港特別行政区観光発展局によると、観光業を盛り上げるため、香港特別行政区政府は近く、一連の措置を打ち出す。

金融危機や新型インフルエンザの影響により、6月に大陸から香港を訪れた観光客の数は前年同期より1割以上減少した。香港政府はこれを受けて、2000万香港ドルを拠出し、大陸に向けた香港観光資源のアピールや、新型インフルエンザへの不安払拭に充てるという。それにより、3ヶ月以内に観光客の減少に歯止めをかけることを目指している。

これと併せて、香港の家電販売店や飲食関連業者1000社余りが、各観光名所と協力して、セールやクーポン券配布などのキャンペーンを行うという。

「中国国際放送局　日本語部」より2009年7月13日