社会科学文献出版社が11日に北京で発表した「西部青書 中国西部経済発展報告(2009)」で、西北5省・自治区の間で農民の平均収入の格差が大きいことがわかった。最も高い新疆と最も低い甘粛とでは854元の開きがあった。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
青書によると、1999年に西部大開発戦略が始まって以来、新疆は経済・社会の発展において著しい成果を収めた。域内総生産は1999年から2007年にかけ、1168億5500万元から3523億1600万元へと増加し、毎年平均14.8%の伸びをみせた。地方財政の一般予算収入は71億3100万元から285億9000万元へ、社会全体の固定資産投資総額は534億6500万元から1850億8000万元へ、消費品小売総額は347億4100万元から847億7000万元に増加。都市部住民の可処分所得は5320元から1313.4元へと1.94倍に増えた。
西部大開発戦略の実施以降、新疆経済の実力は見違えるほど強化された。インフラ建設で重大な発展を遂げ、国民経済メカニズムで戦略的な調整を行い、特色ある産業が急速に興り、かつてないほど最高の発展と安定の時期を迎えている。
「人民網日本語版」2009年7月13日 |