『証券時報』

7月のマクロデータ発表、経済回復の動きが明確に

中国国家統計局などは11日、7月のマクロ経済データを発表した。データによると、下半期最初の月となる7月は中国経済回復の動きが明確となった。消費者物価指数（CPI）は前年同期比で1.8％低下、前月比で横ばいとなった。生産者物価指数（PPI）は前年同期比8.2％低下、前月比で1％上昇。輸出額は今年に入って初めて1000億ドルを突破した。

7月の新規貸付額は3559億元、前月比77％減

今年7月の新規貸付額は前月比で大幅に減少し、外部の予想とほぼ一致した。中国人民銀行が11日に発表した統計データによると、7月の新規人民元貸付額は3559億元で、前月比で77％減となった。前年同期比では6.8％減少し、昨年10月以来、単月の貸付増加額では最小となった。

「創業板」投資家の教育を全面的に開始

深セン証券取引所の周明副総経理は11日、新株上場セレモニーに出席し、「深セン証券取引所は創業板（新興企業向け市場）の各準備活動を全力で進め、創業板の安定を保障し、中でも投資家の教育を全面的に行う」と述べた。