ホーム>>経済>>地方経済
北京、7月の住宅価格が前月比9.05%の急上昇
発信時間: 2009-08-12 | チャイナネット

中国指数研究院が11日に発表したデータによると、北京の分譲住宅の販売価格は7月、1平方メートル当たり1万4500元に迫り、過去最高を記録した。前月比で9.05%の急上昇となり、上昇率は上半期より大きく高まっている。「新京報」が伝えた。

北京不動産取引管理ネットのデータを見ると、北京の分譲住宅の販売価格(1平方メートル当たり)は7月、08年から現在までの最高額に達した。同価格は昨年8月に1万3814元に達した後、その後は徐々に下降していた。

今年、住宅価格が最低だったのは1月で、1万438元にまで低下していた。その後3月まで大きな変化はなかったものの、4月には1万2千元を超え、6月には1万3千元を突破し、昨年と同等のレベルに達した。7月は引き続き大きく上昇し、1万4千元を超えた。

業界専門家によると、北京の不動産価格は7月から急上昇期に入ったものと見られる。住宅販売価格は多くの地区で過去最高に達した。

中国指数研究院の研究員によると、7月の不動産価格上昇には2つの原因が考えられる。第一に、政策と市場のダブルの影響で、ディベロッパーの価格引き上げの心理がまだ強いこと。第二に、高級住宅の販売比率が高まったことだ。

北京易居不動産研究所の牟増彬・副所長によると、不動産価格の上昇が続けば、価格は高いが市場は小さいという局面が現れる可能性がある。取引量が増えたことで上がった価格が、取引量が減ってもまだ上がり続けるという局面だ。また現在の価格上昇は、供給量不足も原因となっている。牟副所長はこれについて、「関連部門は開発業者に対し、工事開始と販売開始のリズムを速めて、高すぎる不動産価格を抑制するよう促すべきだ」と提案している。

「人民網日本語版」2009年8月12日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 青海、観光産業が好調 観光客今年すでに600万人

· 北京、7月の住宅価格が前月比9.05%の急上昇

· 在中国米国商工会議所の視察団、青島を訪問

· 新疆種子商談会 大きな成果

· 広東の交通60年:「あぜ道」から「1時間経済圏」へ