中国南方航空公司台湾分公司が13日、台湾地区の台北市で設立された。この南方航空をはじめ、廈門航空公司、中国国際航空公司、海南航空公司など5つの航空会社が、このほど台湾地区の民用航空主管部門の認可・許可証発行を受け、台湾で営業許可証を取得した大陸部企業の第一陣となった。
南方航空の司献民董事長(会長)が設立記念パーティで述べたところによると、台湾に支社を設立した初の大陸部企業として、南方航空は両岸住民に便利で快適で安全な空の交通手段を提供するだけでなく、顧客を第一とする南方航空の企業風土を発揮して、台湾の人々のパートナーになりたいと考えている。
台湾の民用航空主管部門の責任者・李竜文氏によると、大陸部の航空会社9社による両岸間の直航チャーター便で、昨年7月4日から今年7月末までに運行された便の平均搭乗率は77.3%だった。また両岸の航空会社14社による便の平均搭乗率は81.2%と、好調な業績を上げている。今後も引き続き両岸交流の新たなページが開かれ、両岸の直接の通航のメリットが十分に発揮されることが望まれる。
「人民網日本語版」2009年8月14日