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日本の百貨店、中国への店舗展開を加速 富裕層がねらい
発信時間: 2009-08-14 | チャイナネット

 日本の中国語ニュースサイト「日本新華僑報網」によると、日本のデパートは最近、中国の富裕層への注目を高めている。三越伊勢丹ホールディングスはこのほど、中国での店舗拡大を進めることを決定した。「環球時報」が伝えた。

 三越伊勢丹ホールディングスは、日本を代表する百貨店である三越と伊勢丹によって08年4月1日に設立された。同社は2014年までに、中国大陸部に5店舗を新設し、店舗数を10店に増やす計画だ。大陸部での事業を統括する持ち株会社を年内に設立する計画もある。高級商品市場が急速に成長している中国を海外事業の中心に据える構えだ。日本国内の消費市場が低迷しているのを受け、日本のデパート・スーパー・コンビニなどが中国市場をターゲットし始めている。

 三越伊勢丹ホールディングスは、中国に新設する店舗の面積をいずれも3万平方メートル前後と定め、大型デパートの代表としての地位を現地で得ることを目指している。開業後は、日本のデパートと同様、高級ブランドを販売し、中国の富裕層を顧客として引き付ける計画だ。

 「人民網日本語版」2009年8月14日

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